店舗の周りが笹に浸食されてえらいことになっていましたが、、、
職人さんの手によってキレイになりました。
一時は道路にもはみ出してヤバかったんですが、私がムリくりに切ってました。
当然うまくいくはずもなく、その場シノギ。
知識無い、技術無い、設備(装備)も無いの3無い状態では当然。
大家さんからの依頼で庭師さんが手を入れるとあっという間にキレイに。
私が数時間かける作業も1時間程度で。仕上がりは数段上で。
少し職人さんとお話しながら色々感じることがありました。
先日、当店のHP等の指導をしてくれているクリエーターの方(N氏)と次の企画の作業をしている中で、
N氏が自宅をリフォームした際に工事を請け負った大工の棟梁が余った材料で飼い犬の為の部屋
(犬小屋なんだけど小屋のレベルではない)を恐るべき技術を駆使して+アルファで作ってくれたという話や、
自分が幼少期に実家の庭の手入れをしてくれていた庭師さんたちとの事や、東日本大震災の時に住んでいた
アパートの給湯器を急遽交換取付してくれた施工業者さんたちの事とか思い出しました。
そして、今の社会状況等と鑑みて、
①グローバル化とかなんとか言って本来の日本人の良さが失われている現実。
②標準化という言葉を利用して、買い叩きをして、結果技術力の低下と国際競争力低下を招いている現実。
③「今だけ、俺だけ、金だけ」の精神が万延しすぎて、
国のリーダーと言われる人々もコロナ禍等の困難な時の対処ができない現実。
というものを更に実感しました。
過去をすべて良しとするのはナンセンスですが、私の田舎では大工さんや庭師さんに仕事を依頼した時には、
昼食事にはお茶を出し、休憩時にはお茶やお茶菓子を出して依頼主が職人さん達を労っていました。
当然ながら仕事の料金とは別にです。その分を料金からデイスカウント」とかいう考えは職人も依頼主も毛頭ありません。
ただし、頼んでいないこともしてくれます。予定外の箇所のメンテナンス、ゴミなどの処理、その他モロモロ。。。。
+αが必ずと言って良いほどあります。それによって職人さんは技術を更に上げたり、仕事の出来栄えを上げます。
それが料金以上のクオリティになっていました。当然サービスの精神もお互いに醸成されます。
感謝を伝えること、自分の仕事に感謝されることが仕事へのプライドを生み、自発的な技術向上を促していたのかも
しれません。
また、そんな関係がお互いの顧客の紹介やネットワークとなって地域の経済を回していました。
だから、ある程度の人口があればすべての業種の人がいて、大きな災害時にも復旧が早かったと思います。
コミュニティは小さいのですが、無数に点在していたのでコミュニティ同士が助け合うことも出来ました。
当然ながら一つのコミュニティの経済規模は大きくないので大儲けとはいきませんが、不足することも無い。
むしろ、薄く広くの状態で、何処か余所で何かあったら共倒れになることのリスクを取るよりはいいと。
色々考えましたが、今の状況の中で必要なことが盛りだくさんでまとまりがついてません。
すぐにできることは 「個々の仕事にもっと感謝や敬意を示すべき」 です。
ブラック企業の問題、医療崩壊の問題、保育の問題、介護の問題、物流崩壊の問題、派遣労働の問題etc….
確か、東日本大震災の時は職人さんたちにマックのハンバーガー差し入れてみんなで食った記憶が、、、
(あの時も何とかマックは早期に営業してくれてたんで)
今日は冷たいものを渡すくらいしかできなかったんですが、36℃の高温の中、ありがとうございます。
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